
Public/Image.org さん企画の「弾幕ないとwwwww!!!!!!!!!!」に行ってきた。
割とニコ厨だし、ずっと宇川さんファンだし、これは行くしかないだろうとダメもとで応募したらなぜか当選。
わずか数個のエントリーフォームに込めた熱い想いが届いた!
インターネットでもひとの想いってのはパケットに変換されてちゃんと届くんだよ。
(壊れたと思ってたパソコンもたまに自然治癒するしね。)
以下、まとめと雑感。
BASE BRAINET Bldgって会場は初めての場所だったけど、イレギュラーな形の室空間で、壁は剥き出しコンクリート、照明は薄暗い間接照明となんかシャレオツな場所。
来ている人も男性、女性の比率半々くらいでパッと見たかんじ宇川さんよりの客層なのかな。(グラフィックよりの人脈?)
実は、宇川さんもひろゆきさんも生で見るのは(しかもかなり間近で)初めてだったから、二人が登場したときはさすがにあがった。
お二方とも控え室でかれこれ一時間くらいビール飲んでだべってたらしく、イベントスタート時点ですでにかなりいいかんじに暖まってた。
その流れでトークショーが進んで行ったので悪く言えばgdgd、よくいえば和んだ雰囲気。
事前の予想で、宇川さんのことだからニコニコのことめちゃくちゃ好きか、めちゃくちゃ批判的かどっちだろうなって思ってたんだけどどうやら前者の方。
しかも、かなりマニアック。
ニコ厨という称号を授けるのにふさわしいレベルだとおもう。
以下、トークショー内で出てきた宇川さんおすすめの動画抜粋。
この一覧見たら、宇川さんがかなり見てる人ってのがわかるはず。
宇川さんが「肛門」で検索したときに偶然であった動画らしい。
これはやばいので皆さん必覧。
インド製スリラーのパロディ。
かなりの完成度。
寺田ヒロオから見たトキワ荘というテーマのTVドキュメント番組。
赤塚不二夫先生がお亡くなりになってからトキワ荘を再探索してたときに発見したらしい。
終盤、20年ほど文字通り引きこもり生活を送っていた寺さんが登場するけど、いかにも「ひきこもり」って感じで確かにやばい。
この動画以降、寺さんの虜になったみたい。
実際、トークショーの1/3くらい寺さんの話だったよ。
それから宇川さんは自分内おもしろ検索ワードみたいなものを数千語持っているらしく、日々その検索ワードをキーにして動画を漁ってるらしい。
以下、トーク内で出てきた宇川さんのマイ検索ワード抜粋。
またたび食べてクレイジーになっている猫を見て楽しむのではなく、自分の子供のような存在であるマイペットに「葉っぱ」を与えてラリってる様子をカメラで撮影し、「ほら、うちの子こんなにラリっちゃうの〜」って全世界に自分の子供がどれだけキマってるかを自慢するというクレイジーな親心を持つうp主のことを想像して楽しむのだそう。
たしかに、そう考えて動画見ると狂ってるな。
宇川さんってやっぱクラブ畑の人だから、レコ屋行ってレコード漁る感覚で動画サイト見てるんだろうな。
本来評価される視点とは別の視点から動画を再評価して、レアグルーブ動画として楽しむという使い方。
宇川さんが紹介した動画って全部モンド臭がするもん。
ひろゆきに関しては、あまりぶっちゃけた話はしなかった。
たぶん、撮影クルーとか取材陣がけっこう入ってたから役員としての発言をせざるをえなかったんだろうけど。
終止、宇川さんのテンション任せの発言をオーディエンスにわかりやすく伝える司会者的スタンス。
だもんで、火花を散らしてバトルするような場面はなくむしろお互いの意見にのっかっていくような対談。
ただ、おもしろかったのはやっぱり二人ともニコニコのコメント機能についてはいっさい触れなかったこと。
お互いに、ニコニコでおもしろいと感じている点はやっぱりそういう表層の部分ではなくてもっとコアの部分。
ひろゆきの思うニコニコの楽しさっていうのは、誰かが発見した素材が元ネタとなって次から次へとサンプリングされた作品がうpされ、さらにそれが元ネタとなって新たなサンプリング作品がうpされていく流れのようなもの、っていうような事を言ってた気がする。
宇川さんは、今さっき書いたみたいに自分内レアグルーブ動画を探し当てる事。
お二方とも共通してるのは既存の素材を新しい視点で再評価するってことかな。
(今になって寺田ヒロオにスポットがあたったのもこういうことだよね)
やっぱりそうなると再評価するに至った視点を誰か他の人とも共有したいってなるわけで。
そういうときに共有感を煽ってるのがコメント機能で、コメント機能自体は触媒にすぎないってことなんだと思う。
YouTubeや他動画サイトでもブログ的コメントとか自分のアカウントのお気に入りに登録とかはできるけど、匿名のリアルタイムコメント機能に比べりゃ共有感は弱い。
ユーザーやうp職人とかにその辺がうまいこと浸透してニコニコムーブメントが起きたんじゃないかな。
宇川さんは別に共有したいって感覚はないらしいけど。
たとえ作品に共感したとしても人がすでにやっていることは絶対したくないと。
そういえば、宇川さんがMADの由来は「マッド・アマノ」じゃないかという独自解釈してたけど、その発想はなかったわ。
グラフィックデザイナーとしてではなく現代美術家としての宇川さんだったってことの表れかもね。
というわけで、レコ漁 == ニコ漁 を実感した夜ですた。