やっぱり観聴きしたものは書きとめておくにこしたことはないと思ったのでレコ漁日記も復活しようかなと。
というわけで、ここ約一週間の収穫物。
Split Femur (2008-03-31)
カシオっぽい電子音とアコギ(質屋に売ってるガットギターのような音)で構成されたローファイなイギリス産チープフォークトロニカ。
なんか体験したことのない質感の音楽。
カシオ使ったアンビエント作品ってチープトロニカとかトイトロニカっていわれるようなガチャガチャしたものが多いと思うんだけど、この作品はチープさが牧歌的な方向に機能してて全体的にしっとりしてる。
きっと憎めないやつに違いない。
小山田君もバンドT着てるというSUBPOPの新星。
80’sのカナディアンパンクっぽい要素もあるポップなノイズガレージ + 明らかにAnimal Correctiveの影響であろうエレクトロニクスの融合。
音が全体的にべたっとしてて分離してないところが最高にかっこいい!
ブックレットとして70頁ほどのアートブックがついてるけど、ストリートカルチャーっぽい写真とかグラフィックとか満載でそれもかっこいい。
何歳くらいの人たちなんだろ。
ジャケットがかっこいい!
E*RockやO.LammとかJean Nipon、果てはCarl Stoneまで色んなアーティストが参加してる「Beat Vacation」のRemixアルバム。
すげえ盛りだくさんな内容を想像してたら以外とエレクトロクラブミュージックにまとまってて、Remixアルバムって気づかなくなる。
完成度は高いけど、個人的にはもっとリミキサーのカラーが出ててもよかったなあ。
Loaf (2008-07-15)
正統派トラッドフォーク + ほんのり香るエレクトロニクス風味。
ロンドンのグループらしい。
すごく美しい。
こういうフリーフォークグループって実はあまりないような気がする。
ベースはNick DrakeとかBobb Trimbleみたいな憂いあるアシッドフォークミュージックで、その世界観を補う形でエレクトロニクスとかポストプロダクションが施されてるのでサイケデリアな世界にうっとりのみこまれる。
アルバムが聴いてみたいな。
またまたSUBPOPから。
これすげえいい!
Animal Corrective とか MGMT に似たものを感じる古き良きアメリカンポップミュージックの後継者。
ボーカルを中心に施された残響感と恍惚なメロディで見事なサイケデリズム。
Agf Producktion (2008-02-19)
アルスエレクトロニカで名を馳せた才女の新作。
自分のポエトリーリーディングを解体・再構築した電子音楽作品。
といっても、Artificial Memory Traceみたく実験精神溢れる小難しい感じじゃなくて、ちゃんとテクノミュージックの範疇にまで落とし込まれてる。
聴きやすいけど、じっくり聴くと実は色々面白い発見がある作品。
Social Registry (2008-09-09)
メンバーがギター二人という変わり種ユニット。
エフェクティブなノイズギターを何重にも重ねた上にポストプロダクションで切り刻んでリズムを作り出したりしてるアンビエント作品。
けっこうこれがポップで適度に尖ってるからついつい聴いちゃいそう。
Silver ApplesとBrian Enoのアンビエントシリーズを足してミルプラトーで割ったような感じ。
Sixteenth Republic (2007-05-01)
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なにやら、ポスト・ポスタルサービスとか言われたり、どうやらそっちの系譜で評価されているみたいだけどちょっと違うと思う。
個人的には少し電子音がソフィスティケイトされたバックストリートボーイズって感じ。
ただ、ビルボードチャートに入るようなメインストリーム音楽って、そもそもインディーミュージシャンが開拓した手法の美味しいとこだけを何の文脈も無く取り込んで商業音楽にしてしまうものだと思ってるから、これ聴いて「エレクトロニカ的な歌ものもとうとうここまできたか」とかは思わないしむしろメインストリーム音楽がやりたいのか歌ものエレクトロニカがやりたいのかどっちつかずだなあと思う。
もっと、アイドルユニット的な曲だったら逆にすごいカッコいいと思うんだ。
Boom & BirdsとかSavas & Savalasのメンバーの人と、ドラムのユニットのセカンド。
適度なシーケンスと生ドラムのアンサンブルがカッコいい。
そこはやっぱりマイアミヒップホップの流れなのかな。
うわものはドリーミーなきれい系ポストロックというかエレクトロニカというかそういう感じ。
うわものがめっちゃ静かかもしくはめっちゃえげつなかったらかなり気に入ったかも。
ただ、曲によってはうわものが古き良きエレクトロニカな雰囲気(morr musicとかAudio Dregsが出現した頃の甘酸っぱい雰囲気)が合ってけっこうぐっときた。
3d system(DDD)(M) (2008-05-21)
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デリック・メイとかジェフ・ミルズや果てはオウテカまでを独自の解釈でクラシックピアノでカバーした若き天才。
ちょっと疲れたので後日レビュー。









