告白します。
かくいうこの私、ケンタッキーフライドチキンに一度も行ったことがない。
だもんで、どんなに腹が減っていようとも、真っ白なダブルのスーツを今時バブリーに着こなしてる恰幅のいい白髪白ひげなおじさんを見ても、そのおじさんをシンボルとする建物が飲食店として認識されない。
季節がら、サンタといっしょにチキンにかぶりつく子供たちが出演する(ような)TVCMなんかも目にするが全然旨そうに見えない。
飲食店としての認識もないので、そこで販売するもの(おそらくチキン)を現実の食べ物としてイメージできるわけがない。
マクドナルドのハンバーガーなんかは全然美味しいとは思わないが(あのジャンク感は逆に愛おしいけど)、味を知ってるだけに空腹時にCMを見たときはすごく食べたくなる。
が。
今日生まれて初めてケンタッキー(で販売するもの)を食べ物として猛烈に意識した。
夜乗った世田谷線で、サラリーマンが席に座るなりケンタッキーフライドチキンの紙袋からフライドチキンを取り出し貪り食い始めてあっという間に食べ終わると骨を紙袋にしまうという動作を5、6回ループ。
世田谷線全体がチキンの香りで包まれてた上に、指についたチキンの脂を舐めるときにサラリーマンがたてる音があまりにも生々しくて。
まぎれもなくケンタッキーは食べ物を売るところだし、そこで売ってるチキンはさぞかし旨いんだろうなって思ったよ。
幸い、自宅の最寄り駅付近にはケンタッキーがないからケンタッキー童貞喪失は間一髪免れた。
あぶねー。